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1999年のゲーム・キッズ [渡辺浩弐]

小説家・ライターの渡辺浩弐が「ファミ通」、週刊ファミコン通信というゲーム雑誌に毎週連載していた短編をまとめた作品。
1994年に単行本にて刊行され、1997年には幻冬舎文庫から文庫化されました。
そして2012年5月、星海社文庫から再刊されました。


ソーシャルネットワーク、スマートフォン、バーチャルアイドル、クラウドコンピューティング、そしてゲームフィケーション・・・・・いまや当たり前のように僕らの世界を包む「現実」は、かつてたったひとりの男/渡辺浩弐が預言した「未来」だった!(上巻より)

広告マッチングシステム、ペアレンタルコントロール、情報統制、ライフログ、果てはビデオオンデマンドまで・・・・・、世界の光と影に顕在し、潜在する、当り前としての「現代」は、自身の作品を通じ、未来を予言し続けてきた作家/渡辺浩弐の描く、定められた「未来」だった!(下巻より)


内容的には1話5ページ程度の短編ですが、その数が凄い!
星新一の短編をはるかに超えていて、上巻50話、下巻51話の計101話です。
読む際には区切り易いので、読み易いと言えるのかもしれませんが。。。
1話1話は非常にあっさりした内容で、とても1994年に連載されていたとは思えない、まさに予言の書と言えるような内容でした。
現在ではまだ実現されていない話ももちろんあり、そういった意味では仮想科学小説と銘打たれるだけのことはありますが、これらももしかしたら近い未来に実現するんじゃないかと思えて、ワクワクしながら読みました。

1994年に考えられた作品であるということを意識して読むと面白いと思います。
考えてみれば、1994年って今の高校生が生まれた頃なんですね~。
私は。。。いや考えるのはやめましょう。


 

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